[サイエンスライティング研究] とは

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サイエンスライティングとは

サイエンスライティングとは、媒体は問わず、サイエンスについて一般読者向けに書くことをいう。たとえば、雑誌、単行本、新聞記事、パンフレット、展示解説、ドラマの台本なども含む。一般向け科学書(ポピュラーサイエンスブック)の翻訳もサイエンスライティングである。ただしここでいうサイエンスライティングは、効果的なサイエンスコミュニケーションを推進するためのスキルの1つとして科学のストーリーを語るための文章作法にこだわることとする。それに対してIT機器・ソフトなどの取扱説明書の文章作法がテクニカルライティングである。

 

サイトの目的

サイエンスコミュニケーションの対象は、サイエンスの専門家、非専門家を問わないため、科学リテラシーの質やレベルには差がある。しかも、たとえサイエンスの専門家といえども、すべての分野に通じているわけではない。したがってサイエンスコミュニケーションの実践は、同じ目線から相互の科学リテラシーの溝を埋める活動、すり合わせであることが肝要である。サイエンスコミュニケーションに関しては、難しいサイエンスの情報や話題をわかりやすく説明することであると理解されている面が少なくない。

しかし、難しい概念を易しく噛み砕くことはもちろん大切ではあるが、「わかりやすさ」は「つまらなさ」に通じる危険もある。サイエンスの情報を伝える際、サイエンスについて語る際に効果的なのは、「わかりやすさ」よりもむしろ「ストーリー性」だと思う。サイエンスを物語るスキルの涵養には、魅力的なサイエンスライティング作法の習得が効果的であると考える所以である。

多くの大学では、論文やレポート作成等に関わるテクニカルライティングの訓練はされているとしても、ストーリー性をもつ魅力的なライティングに関する訓練はなされていない。また、作文技術的な教科書は多数出版されているが、魅力的なサイエンスライティングに関しては日本語の教科書が多くない。本サイトを、サイエンスライティング作法を極めるための一助としたい。

【本サイトは、科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究「科学リテラシー涵養に益するサイエンスライティング作法の追求」の一環である】

 

[サイエンスライティング研究] ロゴマーク

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■コンセプト

科学者と取材者、科学と社会、人と人── 

それぞれの「コミュニケーション」をつないでゆく「Science Writing」の役割を、「W」をモチーフにデザイン。

science の「 i 」、society の「 i 」、writer の「 i 」を、「Writing」でつなぐ、「サイエンスコミュニケーション研究」の目的を表現しています。

 

 

運営者について

研究者氏名:渡辺 政隆

所属:筑波大学

部署:筑波大学

職名:教授

連絡先:お問い合わせフォーム

プロフィール:http://researchmap.jp/darwin/(researchmap)